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リンデンウッドで尿酸値を下げる (利尿作用・デトックス)

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フランスでは昔からよく知られている民間療法なのだけれど、

日本では一般的ではないのかもしれないリンデンの木を使った療法。

フランス語でティヨル(Tilleul)という呼ばれるリンデンウッド(シナノキ)。

一番よく飲まれる方法は、花と葉を使うハーブティ。

これはカフェインもないし、寝る前に飲んだりするので、

フランスではスーパーでもどこでも、ティーバッグなども見つかる。

 

でも、この一般的な花と葉のハーブティーじゃなくて、

リンデンの木の樹皮と芯の間の白木の部分、つまり見た目も「木」なんだけれど、

これをフランス人は秋と春に行う「集中デトックス」に使う。

私は尿酸値には特に問題がないので、ちょっと抗生物質を摂取してしまったし、

腎臓のお掃除と老廃物を排泄を促して、冬に向かってのデトックスの目的で

10日間の期間を決めて秋に行った。

フランスでは高い尿酸値が気になる人、またそれからくる通風・関節炎・結石

といった症状の気になる人が、改善のためにリンデンウッドを利用する。

 

フランスでもデトックス(浄化)は気にされることが多い。

現代の生活では、公害、食事の添加物、ストレス等でどうしても

身体にいらない老廃物が貯まっていってしまう。

だから定期的(主に秋と春の年2回)にデトックスを行って、

身体のメタボリズムのリセットを行う人はとても多い。

そのデトックスに何を利用するかは、人によって違うし、

タンポポなどを使う人もいるけれど、身体を浄化して、

老廃物を排出するのに、このリンデンウッドはとても効果的。

フランスのおばあちゃんの知恵袋、みたいな感じなのかもしれない。

 

フランスにはHerborusterie (エルボリステリー)という、

健康・自然派志向の人が利用する、薬用植物が様々に置いてある店がある。

化学的な薬品じゃなくて、薬用植物で体質改善や病気を治すという、

いってみれば漢方薬みたいなもの。

でも「薬局」とは名乗れないんだよね。フランスだと。

ここには精油もあれば、煎じ薬、ハーブなどがずらりと揃っていて、

店に足を踏み入れると薬草の香りが充満している。

ここで薦められたのが、リンデンウッド。

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リンデンウッドは、腎臓の働きが良くなるし、利尿作用もあって、

「老廃物を体内に排出する」力がとてもある。

だから、むくみやセルライトを軽減するといった、美容効果もある。

 

様々なデトックスを目的とした、薬用効果のある植物の中で、

リンデンウッドは比較的飲みやすいと思う。

美味しいかどうかはともかく、苦くない・渋くない! 

というのは本当に摂取しやすい。

 

リンデンウッドの煎じ方:

リンデンウッド 大さじ4杯を、水1リットルに入れる。

ふつふつと泡が上がってくるぐらいで、10分間煎じて、

火を止めてから更に10分間そのままおく。

これを濾して、1日何回かに分けて飲む。

赤いきれいな水色で、まあ、香りは「木」の香りとしかいいようがない。

渋くも、苦くもなく、そのまま「木を煎じたもの」を飲んでいる感じ (笑)。

私はお茶パックに入れて煎じたので、濾さずに済んで簡単だった。

 

私が摂取した時は、利尿作用はもちろんあるし、最初の2、3日ぐらいは

いつも以上にお通じがあったと思う。

 

リンデンウッドの摂取期間:

これはずっと続けるものではなくて、もしデトックスが目的なら秋と春の1年に2回。

 

女性なら10日から14日。それ以上は過剰になるので、してはいけない。

男性なら10日摂取して、10日休んで、さらに10日摂取ぐらいでいいそう。

 

もし尿酸値が気になるひとは、秋や春じゃなくても同じ方法で摂取するそう。

 

 

他のデトックスの方法は、このレモンもなかなか良かった。

 

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