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炭酸水の選び方 ① 水のテイステイングって?

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炭酸水の効果ってなんだろう。

炭酸水は疲労回復にいい、血流を促すから冷え性を回復できる、
そして食事の前に飲むとお腹が膨れるので、空腹を満たしてくれるので、
ダイエット効果がある、便秘にきくといわれる。

ヨーロッパで食事とともに炭酸水「ガス入りの」水をすすめられる理由は、
炭酸水は舌の味蕾を刺激し、食事を楽しくする。
胃酸を調節するので、現代の食生活でおこりやすい胸やけを防ぎ、
消化を助ける効果があるといわれているから。
ただ、どんなものも摂取しすぎには注意しないといけない。
炭酸水にはミネラルとともに、塩分を含むものもあるので、
塩分の取りすぎに注意しているや、腹部に膨満感がある人は、
ガス入りの炭酸水は控えたほうがいい。
何事も適度な摂取が一番。

お風呂で楽しむ炭酸のバスボムは手作りするけれど、飲料として楽しむ場合、
その水の持つ味わいとミネラル分も楽しみたいので、選んで購入することが多い。
じゃあ、どのように炭酸水を選ぶのか。
もちろんその水のミネラルや塩分もチェックするのだけれど、
味わうものなので、風味の好みで選ぶのも大切。

水のテイステイングをしたことがある。
水の繊細な味わいを比べて評価する、というのは難しいように思えるけれど、
どの水も通り抜けてきた地質によって、個性が違う。
視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚と五感をフル活用して感じ取っていく。

微妙なニュアンスを逃さずに感じるための、確固たるメソッドがある。

水は、静水の場合は11-13℃、炭酸水の場合は8-10℃の温度が理想的。
グラスは清潔で残り香などがない、まっすぐなシリンダー型のタンブラーが良く、
そこに1/3ぐらいの水を入れる。

さて、ここからは集中して五感を働かせて評価する。

まず目でみて、不純物などがないか、色合いはどうか、
炭酸水なら泡の立ち方などを見る。

次にグラスを鼻に近づけて何回か深く呼吸をする。
しっかり集中するために目を閉じてもいい。

最後に味わう。
水をひと口含んだら、まず舌の上に水をのせ、その後口の中全体にまわしていく。
最後は味蕾の数が多い、舌の奥に水を置いてから飲み込む。
こうやって水の持つ風味、酸味、構造、軽さ、口当たりなどを評価していく。

水のバランスやその後味を感じるためには、ふた口めを含んで、舌の上に置く。
口から少し空気を取り込み、鼻から抜く。
最初と同じように、舌の奥に水を置いてから飲み込む。

そう、ワインテイステイングでいう「舌の上を転がす」というアレを、
ウォーターテイステイングでも。

水の繊細な風味の違いを感じとれるように、自分をからっぽの受け皿にする。
そうやって集中することで、面白いことに気分もすっきり。