水あか掃除に、ホワイトビネガーとオレンジ
一昨日オレンジを箱でもらった。
旅行の間にペットを預かったからそのお礼なんだろうけど。
車だったからたくさん積んできたよ、と笑いながら言ってたけれど、
これって業務用サイズ箱じゃないか?(笑)
休みだったから、朝から一日、生食・ジュース用に残して、
ケーキに、マーマレードにと作りまくって、ぐったり。
次につくる時までに、サーモスのシャトルシェフを買うぞ、と心に決める。
家の中の香りはワンダフル! だけど、しばらくオレンジ見なくてもいい・・・。
オレンジの皮を全部は使わなかったので、お掃除用リキッドをつくる。
オーガニックショップの掃除用コーナーでよく売っているのが、
ホワイトビネガーとサボンノワール。
重曹やクエン酸なんかと一緒にナチュラル・エコお掃除によく使われる。
ホワイトビネガーは、米酢と比べると酢独特のツンとくる香りは少ないのだけれど、
家族には嫌がられることが。まあ、当然。お酢なんだから酢の香りはするよね。
いつもはエッセンシャル・オイルを足しているけれど、今回は生で!
オレンジ + ホワイトビネガーのオールパーパスクリーナー:
材料:
メイソンジャー :480ml x 1
ホワイトビネガー:瓶のサイズに合わせて
オレンジ(皮のみ):2個
シナモンスティック:(なくても全く問題なし)1、2本
ガラス瓶に、オレンジの皮とシナモンスティックを入れて、
ホワイトビネガーを注ぎ、2週間置く。
2週間たったら、オレンジとシナモンを取り出して、1か月ぐらいで使い切る。
ホワイトビネガーは、キッチンやお風呂周りの水あか、石鹸かすの掃除、
床の拭き掃除、まな板の除菌、窓ふき、洗濯の柔軟剤といろいろ使えるんだけれど、
原液そのままでつかったり、水で薄めたり。
ホワイトビネガー使用例**:
床(ノンワックス)水拭き: 2Lの水にビネガー1/2カップ程度を入れる。
窓ふき: 水とビネガーを1:1ぐらいの割合で混ぜてスプレー。
冷蔵庫の掃除: 水とビネガーを1:1ぐらいの割合で混ぜてスプレー。
排水溝の消臭: 1カップを流して、30分後ぐらいに水で洗い流す。
まな板の殺菌: 原液をそのままスプレー。
キッチン、お風呂場の水あか取り: 水とビネガーを1:1ぐらいの割合で混ぜて使用。
しつこい時には、原液のまま。
洗濯の柔軟剤がわり: 4kgの洗濯に、大さじ2杯ぐらい(+ラベンダー精油を数滴)
トイレ掃除: 原液をそのままスプレー。
トイレ消臭: 3カップの原液を入れて、30分後ぐらいに流す。
** 酸度が強いもの、例えばこれ:は、通常の製品の倍ぐらいの10%の酸度なので、
水と希釈する場合、上の半分ぐらいで十分。
ホワイトビネガーってハインツのものが人気なのだけれど、
ハインツはビネガーのラベルに''all natural''と宣伝されているのは、
原材料のコーンに遺伝子組み換えコーン(GMO) が使用されているのに
おかしいとして、2014年カリフォルニアで訴訟を起こされている*。
私は料理には「素材の風味」のあるお酢が好みなので、
うちではホワイトビネガーは基本掃除に使うだけ。それでも・・・。
何が「オール・ナチュラル」という表記に値するのか、表記してもいいのか、
この訴訟もまだ決着がついていないはずだし、ラベルからこの表記が消えた。
ハインツのビネガーの原料が本当にGMOなのか、NON-GMOなのかわからない。
ラベルには書いてない。書いてあるのは、
「太陽の下で熟したコーンと、クリスタルクリアーな水」
キレイなイメージだね。 で、遺伝子組み換え? とききたい。(笑)
知らなければ選んでいたかもしれないけれど、知ってしまった以上、
はっきりクリアになるまでは、ハインツは使わず。
GMO農業がこれ以上広がって欲しくないなと思うから。
このホワイトビネガーを製造している私市醸造さんは、
非遺伝子組み換えの原料に取り組んでいる国産のメーカーさんらしいので、
そういう方を応援したい。
あ、そうだ。お掃除には通常ホワイトビネガーだけでも全然OK !
香りが気にならなかったら、レシピの必要なし。
*Banafsheha v. H. J. Heinz Company, Case No. 2:14-cv-02023, in the U.S. District Court for the Central District of California