銅を磨く ー 銅鍋を家にある材料でピカピカにする方法
銅鍋はおそらく一般家庭ではほとんど見ないものだと思う。
フランスのレストランでは、鋳物のストウブ ピコ ココットのようなお鍋と同じく、
銅製の鍋は良く見かけるプロ向けの業務用のお鍋の一つ。
でも鋳物のココットもそうだけれど、銅鍋もやっぱり高価。
銅のお鍋は熱伝導率が良くて、鍋底の温度が均一になる。
弱火でも安定するし、強火で一気に調理という時にも向いている。
野菜を茹でるときれいな色で茹で上がる。
「火」を使う調理場も少なくなって、銅のお鍋がプロの世界でも姿を消しているのは
寂しい。(電磁調理器では使えないから。)
なので、一般家庭にはほとんどない銅のお鍋をピカピカにする方法は、
別に誰も知りたくないかもしれないけれど、磨いてみたら面白かったので、
ブログアップしておこうかなと思う。
銅のタンブラーやマグもこの方法でピカピカに。
こういうツインクル銅磨き を買わなくても、キッチンにあるものでできるし、
フランスのレストランではこの方法が使われることが多い。
銅磨き ー 銅鍋をピカピカにする方法
材料:
小麦粉、粗塩、お酢(安いホワイトビネガーでOK)
ボールに小麦粉、粗塩、お酢を加えて、混ぜ合わせる。
こんな感じにクリームクレンザーのようなトロリとしたペースト状にする。
これをスポンジにとって、鍋底の銅の部分を磨く。
(お鍋の内側の銅ではないところは、これでは磨けません。)
磨いたらすぐに、洗い流し、柔らかい布で拭いて乾燥させる。
うちではホワイトビネガーを下にあるように、家の掃除用に1本置いてあるので、
ホワイトビネガーなんだけれど、おそらく米酢でもできると思う。