重曹・石鹸なしで 手作りナチュラルシャンプー
市販のシャンプーがどうにもダメになったのは、特にデトックスを始めてから。
身体がナチュラルなものに慣れてきたせいなのか、市販のシャンプーで
今まで以上に乾燥し、かゆみが出たり、赤くなったり、あ、もうダメだと思った。
シャンプーに関しては、いろいろな話をきいてきた。
一般のシャンプーは合成原料でケミカルなものを使いすぎ、洗いすぎてはイケない、
子宮と頭はつながっているので、お産の時にケミカルシャンプーの香りがする、
などなど、たくさん。
自然派のシャンプーに変えてみたり、湯シャン(お湯だけで洗うこと)、
アーユルヴェーダの石鹸や重曹のシャンプー、
クエン酸やアップルビネガーのコンディショナーとか、かなり試してきた。
デトックスにしても、デオドラントにしても、コスメにしてもそうだけれど、
身体をケミカルなものからナチュラルなものに合わせていくのには、
どうしても今までの悪いものがどっとでてくるというのか、ひととき
「あ、ナチュラルって全然ダメじゃない。」って思うぐらい、身体が反応する。
シャンプーの場合は特に、今まで化学的な成分で抑えられていた、髪の軋み、
ゴワゴワ感、フケなどがでてくる。その期間を乗り越えるといいのだけれど。
一度に変えるとダメと思ったから、まず石油系原料の入ってないシャンプーにして、
その後湯シャンを挟んだり、石鹸シャンプーバーを試したり。
重曹とクエン酸(石鹸・重曹でアルカリに傾いた髪を、クエン酸で弱酸性に戻す。)
のシャンプーとリンスはいいらしいのだけれど、私には合わず。
こういうのを海外だと NO-POO (No Shampoo ノープー)というらしいけれど、
その中でここしばらく気に入ったのが下記の重曹も、石鹸も使わない方法。
重曹や石鹸を使うとアルカリに傾くのだけれど、これはPhバランスが整っていて、
クエン酸やアップルビネガーのコンディショナーをしなくても平気。
材料:
ココナツミルク:400gを1缶
生はちみつ:大さじ2
ホホバオイル:小さじ1(オリーブ油でも。髪にいいひまし油はまだ試してない。)
精油:(なくても可)ラベンダー、クラリセージ、ペパーミント、ティートリー、
ローズマリーの好きなものを、適当にほんの少し。
作り方:
上記の材料をすべてボールに入れて、よく混ぜ合わせて、瓶にいれて保管。
使い方:
少量を手にとって地肌につけ、手やタングルティーザーで髪全体に広げる。
数分置いて、良く洗い流す。
リンスなしでOK。
私の好きなタングルティーザーは普通のシャンプーブラシと違うの?って
思っていたけれど、濡れた髪でも絡まりにくくて。
髪が傷みにくいから、今まで使っていたブラシよりいいかも。
ポイント:
オイリーヘアの場合、このシャンプーの後に、下記「リンゴ酢のコンディショナー」
をスプレーして、軽くマッサージしてから、洗い流すとさっぱりするかも。
ヨガの先生は生理中の特に最初の2,3日は、洗髪は止めたほうがいいと言う。
生理中は頭を濡らすと子宮も冷えて収縮してしまうし、骨盤も頭も同時に開くから、
それで、よりシャンプーとかのケミカル成分が子宮までいきやすいらしい。
私は今、お湯だけで髪を洗う日もあれば、ココナッツミルクのシャンプーの日、
それから気に入っているアーユルヴェーダ石鹸 (シャンプーバー)で髪を洗う日も。
(これが好きで、ハンドメイドソープをあんまりしてないんだな~。)
季節、髪の状態や、汚れ具合でいろいろ変えて、様子をみているところ。
旅行の時は石鹸が持ち運びがしやすいし。
私みたいに、重曹もクエン酸も刺激が強くてダメだったという人は
ココナッツミルクを試してもいいかもしれないなって思う。
半年以上いろいろと試したけれど、ケミカルシャンプーで荒れてヒリヒリした
頭皮が落ち着いてきたし、パサついて艶のない髪が大分いい感じに蘇ってきた。
アーユルヴェーダの石鹸や、ココナツミルクのシャンプーは、
比較的「リンゴ酢コンディショナー」を使わなくても
調子よさそうなんだけれど、下記の割合で混ぜて使うときも。
「リンゴ酢コンディショナー」スプレー:
スプレー容器(楽天でみつけたこれが角度がいろいろでも良くて使いやすい)に、
コップ1杯の水 + Bragg アップルサイダービネガーコップ半分弱を入れる。
シャンプーの後、頭にスプレーして、軽くマッサージしてから洗い流す。
よくあるレシピは、水とビネガーを1:1ぐらいみたいだけれど、私は量を減らして。
アップルサイダービネガーは要はりんご酢なので、国産のものでもいいけど、
有機で、非ろ過、未精製のがベストだと思う。
ケミカルなものから NO POOに移行するのは、最初が大変だけれど、
とにかく忍耐、ひたすら忍耐・・・って感じかな。